こんにちは。A&K COFFEEのKINEOです。
北欧と言えばおしゃれの代名詞的な位置付けですが、その人気は近年さらに高まってきています。
今回は北欧というカテゴリーの中でも、”ARABIA(アラビア)”のコーヒーカップに焦点をあてて解説していきます。
おしゃれなコーヒーカップというだけなら世界中にたくさん存在しますが、なぜ北欧にはそれほどの人気があるのでしょうか。
本記事では、そんな北欧食器の一つ”ARABIA(アラビア)”の魅力について存分に解説していきます。
A&K COFFEEのKINEOです。ドリップ・焙煎・エスプレッソ・ラテアートまですべて独学で身に付けてきました。現在は東京都板橋区で念願だった『自家焙煎カフェ』を運営、『自家焙煎珈琲豆のオンラインショップ』とこの『珈琲ブログ』も運営しています。他にもビンテージ・アンティークに精通し、コーヒーカップの収集も趣味の一つです。この『珈琲ブログ』は、コーヒーの魅力や知識・技術、そして有益な情報を発信し、たくさんの人と共有することを目的に運営しています。あなたの素敵なコーヒーライフの参考になれば嬉しいです。
すでに北欧が好きな人にも、これから北欧に興味が出てきた人にも参考になれば嬉しいです。
ぜひ最後までご覧いただいて今後のコーヒーライフに活かしてください。
それでは、さっそく本題へいきましょう。
【北欧ならARABIA(アラビア)】
北欧の国というとフィンランドやスウェーデンを思い浮かべますよね。
どちらの国も北欧食器を生産していますが、北欧食器の中で僕が特におすすめしたいのはフィンランド発の”ARABIA(アラビア)”です。
アラビアのコーヒーカップは、歴史も長く、数々の名品を世に送り出してきています。
僕自身もアラビアのコーヒーカップが大好きで、数点のアラビアのカップを所有しているのですが、数ある北欧ブランドの中で僕は断然アラビアが好きです。
アラビアは配色や雰囲気に北欧らしさが滲み出ており、愛着を感じやすいように思います。
もちろん、あくまでも僕の好みなので他の北欧ブランドがお好きな人もいるでしょう。
ロールストランドやグスタフスベリなども素晴らしいカップの数々を提供していますが、北欧食器と聞くと僕はどうしても一番に“アラビア”を思い浮かべます。
完全に僕の好みで申し訳ありませんが、イチオシの北欧ブランドは完全に“アラビア”一択です。
『北欧食器の名品』
北欧食器と言えば”アラビア”という名が必ず出てくるくらい知名度が高いブランドです。
しかもただ知名度が高いだけではなく、アラビアには長い歴史からなる信頼と実績があります。
アラビアはスウェーデンの”ロールストランド”というメーカーの子会社として1873年に設立し、1916年にロールストランド社から一度は独立したものの、現在は”イッタラ”と同じグループの下で生産をしています。
アラビアはとても魅力のあるブランドですが、子会社だったりグループだったりと、どこかに属しているという部分がその唯一の魅力に反して不思議なところ。
アラビアだけで充分やれると思うのですが。
また、カイ・フランクなどの名デザイナーが個性的でシンプル、それでいて普遍的な作品の数々を生み出し、今もなお世界中で人気を集めています。
そして北欧食器の特徴といえば、カラフルな色使いや可愛らしいフォルムが挙げられますが、他にも金彩をあしらった装飾が一切ないのが最大の特徴です。
世界を代表する陶器・陶磁器メーカーの作品を見ると、必ずと言っていいほど金彩があしらわれていますよね。
ところが、北欧食器に関しては金彩が施されている物を見たことがありません。
僕は世界中のコーヒーカップを収集していますが、北欧食器以外で金彩が入っていない物はあまり見たことがないです。
しかし逆にその事が唯一の北欧らしさを持たせているのかもしれません。
▼他のコーヒーカップについては、こちらの記事をどうぞ。
【お洒落さん必須のコーヒーカップ9選!】優雅な珈琲タイムの実現!
『代表作”ルスカ”』
アラビアの代表作の一つである“ルスカ”
骨董市やビンテージマーケットなどでは、必ず出品されていると言っても過言ではないくらい人気の北欧食器です。
“ルスカ(RUSKA)”とは、フィンランド語で”紅葉”を意味しており、独特な焦げ茶色の釉薬で作られ、唯一無二の存在感を放っています。
そして、1960年代〜1990年代後半まで生産されていましたが、現在は作られていません。
独特の雰囲気と存在感を持つルスカは、同じ表情の物が二つとなく、一点一点に違いがあることも人気の秘密。
画像を見てもらってもわかるように、なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
生産されていないということで、現在ではビンテージ品として扱われていますが、この見た目からもわかるようにビンテージ・アンティーク好きにはたまらない逸品です。
僕もルスカが大好きで、コーヒーを注いでから写真を撮ることに夢中になってしまい、コーヒーが冷めてしまうなんてこともしばしば。
本当に良品ですので、ぜひ一度手に取ってみていただきたい北欧食器の一つです。
【おしゃれな北欧の世界】
北欧のおしゃれな魅力は、コーヒーカップだけではなくインテリアなども人気ですよね。
シンプルでスタイリッシュなデザインは、家具などにも反映されています。
ご自身のお部屋などを北欧風にデザインされている方なら、きっと全体の世界観を統一しているはず。
また、北欧スタイルとは、デンマークやノルウェー、フィンランドやスウェーデンのスタイルのことですが、大切なのは“テーマカラー”を決めてインテリア全体に反映させることです。
例えば
・ホワイト×グレーの明るい北欧カラー
・ベージュ×グリーンのナチュラルな北欧カラー
などがモダンでスタイリッシュな印象の北欧の代表的な配色ですよね。
アクセントで別の色(パステルカラーなど)を入れてみたり、観葉植物を置いてみたりすると、部屋がみるみるおしゃれに変身していきます。
こうなってくると手が抜けないのは、テーブルウェアなどの雑貨類です。
おしゃれ空間を作り出すには、ある程度のコストと手間がかかりますが、抜かりなく作り上げた部屋の世界観には感動的な達成感があります。
しかし、せっかく部屋全体が統一されたおしゃれな空間なのに、来客にコーヒーを出した瞬間にイメージが崩れるなんて嫌ですよね。
もちろん、そこは個人の価値観になるので強要できるところではありませんが、できればすべてにおいて北欧に染まっていてほしいものです。
そうそう、余談ですが北欧の国々は世界有数のコーヒー消費大国というのをご存知ですか?
あまり知られていませんが、生産国ではブラジルが一番で、消費国では北欧が世界で一番なんですよ。
消費国の一番は、アメリカやブラジルなんて答える人も多いのですが、実は北欧の人々は水のようにコーヒーを消費します。
少し前の調査では、北欧ルクセンブルクにおいて、一日の一人当たりの消費量が”約8杯”という結果が出ているのです。
平均で約8杯ということは、10杯もしくはそれ以上飲む人もいるはずですよね。
そんなコーヒー消費大国の北欧スタイルですから、ぜひ使用するコーヒーカップは北欧の物をおすすめしますよ。
【ま と め】
今回は北欧ブランドの“ARABIA(アラビア)”の魅力について解説してきました。
ここまでご覧いただいて、その魅力が伝わっていれば嬉しいです。
また、今回はアラビアの代表作“ルスカ”に焦点を当てて解説しましたが、他にもアラビアには魅力的なカップはたくさんあるので、ぜひ探してみてください。
最後に注意点があります。
ルスカをもし気に入ってくれて手に入れたいと思っている方はぜひ参考にしてほしいのですが、ルスカはビンテージ品なので市場に出ているルスカのほとんどは中古品です。
ルスカのカップやソーサーの裏をよく確認してほしいのですが、“ARABIA”の文字が入っています。
ところが中には、経年で擦れたりして“ARABIA”の文字が消えている物も多数あります。
どうせ手に入れるなら“ARABIA”のブランド印字が入っていてほしいですよね。
そこだけ購入時に注意して必ず確認してみてください。
あなたの素敵な北欧の世界観とコーヒーライフに役立てば幸いです。
それでは、今回は以上で終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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それでは、また次の記事で!
KINEOでした。
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