こんにちは。A&K COFFEEのKINEOです。
本記事の筆者である僕は、コーヒーのネットショップを運営する傍らでコーヒーカップの収集が趣味の一つでもあります。
美味しいコーヒーをおしゃれなコーヒーカップで飲むのは、とても気持ちが良く普段のコーヒータイムをワンランク上に押し上げてくれます。
今回の記事で紹介するコーヒーカップは、僕が実際に普段から使用しているものですので、使用感やメリットなどをリアルに伝えられるはずです。
A&K COFFEEのKINEOです。ドリップ・焙煎・エスプレッソ・ラテアートまですべて独学で身に付けてきました。現在は東京都板橋区で念願だった『自家焙煎カフェ』を運営、『自家焙煎珈琲豆のオンラインショップ』とこの『珈琲ブログ』も運営しています。他にもビンテージ・アンティークに精通し、コーヒーカップの収集も趣味の一つです。この『珈琲ブログ』は、コーヒーの魅力や知識・技術、そして有益な情報を発信し、たくさんの人と共有することを目的に運営しています。あなたの素敵なコーヒーライフの参考になれば嬉しいです。
誤解してほしくないのは、もちろんコーヒーの味には影響はないということと、人によってはただの贅沢品でしかないということです。
おしゃれなコーヒーカップを使用することは、ただの自己満でしかありません。
しかしながら、”自分の世界観”を強く持っている人や自宅に足を運んでくれる来客への”おもてなし”の気持ちが強い人には、僕は強くおすすめします。
もしあなたが素敵なコーヒーカップをお探しなら、本記事の内容が参考になれば嬉しいです。
ぜひ最後までご覧いただいて、今後のコーヒーライフに活かしてください。
それでは、さっそく本題へいきましょう。
【お洒落なコーヒーカップのメリット】
前述したように自己満ではありますが、おしゃれなコーヒーカップを使用するメリットはたくさんあります。
例えば
・カップがあることで、自分の好きな世界観を表現できる。
・来客が気分よくコーヒーを楽しむことができる。
・カップを知ることで、諸外国の歴史などにも詳しくなる。
・”質の高い良い物”をずっと大切に使い、それを伝えていける。
・”物の価値”がわかるようになる。
・写真の撮り方も上手くなる。(個人差あり)
この他にもメリットはありますが、おしゃれなコーヒーカップを使用することで得られるメリットは多いです。
本記事の画像を見てもらえればわかると思いますが、僕にも独自の世界観があり、コーヒーカップがあることでそれを表現することができています。
次は代表的なメリットをもう少し深堀して解説します。
『自分の世界観が表現できる』
僕も含めてですが、自分の生活環境を自分の世界観で統一したい人は多く存在します。
そういった僕のように自分の世界観を自分の生活空間に投影したい人は、ミニマリストのようになるべく物を減らし、無駄を省く生活の人とはまるで対極に位置します。
なぜなら世界観を表現するために、その世界観に見合った物を揃えるので、必然的に物が多くなるからです。
世の中には、アイドル好きな人もいればディズニーが大好きな人も存在します。
カタチは違えど僕はこういった人たちと自分を同類だと思っています。
アイドル好きな人が自分の部屋いっぱいにグッズなどで飾りつけたりしますが、自分に置き換えればジャンルは違いますがどこか通ずる部分があるものです。
また、コーヒーカップだけでなく、服装や居住空間の演出は”自己表現”の内の一つでもあります。
細部まで自分の世界観にこだわり、自己表現にこだわる人にこそ”お洒落さん”は多いものでしょう。
『写真に残したくなる』
SNSが発展した今の世の中では、写真を撮る機会も増えましたよね。
SNSが浸透する前までは家族の記念や特別なシーンにだけで撮っていた写真も、いまや日常茶飯事のことです。
おしゃれな空間や優雅なコーヒータイムを写真に撮って様々なSNSで発信する人も多いでしょう。
自宅におしゃれなコーヒーカップが一つあるだけで、そんな素敵な日常を写真に撮って残すことができます。
まさに“映える”という要素をおしゃれなコーヒーカップが担ってくれるのです。
それだけでなく、写真の技術も向上します。
お洒落なコーヒーカップがあるだけでも映えますが、写真自体の技術には個人差があるものです。
楽しみながらコーヒータイムの写真を撮り、徐々に写真の“構図”や“光の加減”なんかも意識するようになるでしょう。
そうしていくうちに、必然的に写真の技術は勝手に向上していきます。
楽しみながら美味しいコーヒーを味わい、自分の世界観を表現しながら写真の技術も向上するなんて、まさに“一石二鳥”ですよね。
『コーヒーカップの知識が向上』
あなたが気に入ったコーヒーカップには、その製造国の歴史やそのカップがどう作られているかなど、様々な背景が存在します。
日本を含めた諸外国の歴史を自然と知るようになるでしょう。
そしてどんな素材でどんな工程で作られているのかも少しずつ知っていくと思います。
また、コーヒーカップには“カップの向き”や“カップの持ち方”なども存在します。
カップの持ち手部分がアメリカは“右向き”でヨーロッパは“左向き”なんてことも。
さらに北欧ではその昔、コーヒーカップからソーサー(カップの受け皿)へコーヒーを移してから飲む、という作法がありました。
耳を疑いたくなるような話しですが、事実なんです。
僕も初めて聞いた時は、頭の中で「?」が飛び交いました。
このように、コーヒーカップの歴史や作り、作法などカップが持つ様々な背景を自然と学ぶことができます。
さらにそういった知識は、あなたをもっと素敵なコーヒーカップへ導いてくれるでしょう。
『デメリットはある?』
デメリットはもちろんあります。
僕の考えるデメリットは
・一般的なカップより価格が高い
・ビンテージカップの場合は一点物(割れたら替えがない)
・カップの扱いに神経質になる。(個人差あり)
・割れるとショックがかなり大きい
こんなところでしょうか。
中でも一番のネックとなるのは、価格です。
安価な現行品などに比べると、どうしても価格が高くなってしまいます。
ですので、本当に気に入ったコーヒーカップを手に入れるというのがとても大切です。
実際僕もありましたが、慣れてくると収集の気持ちが先行してしまい、そこまで気に入っていないカップなのに購入してしまったということも過去にはありました。
そういったカップは不思議と使わなくなるんですよね。
気づいた時には“タンスの肥やし”状態でした。
こういった失敗をしないためにも、本当にそのカップが気に入ったのか、もしくは本当に必要なのかを自問するのがいいと思います。
高級なカップの場合、要らなくなってもメルカリなどでそれなりの値段で売れますが、できれば不要にならないように最初から考えて手に入れたいですよね。
【筆者が実際に使用しているカップを紹介】
では実際に僕が普段使用しているコーヒーカップを紹介していきます。
ここで紹介するカップとまったく同じコーヒーカップを手に入れるのは難しい場合もありますが、同じブランドやメーカーで似た物を探すことはできると思います。
あなたが気に入ったカップに出会えれば嬉しいです。
ぜひ参考にしてください。
それでは、いきましょう。
『ARABIA(アラビア)』
まずは北欧の代表格“ARABIA(アラビア)”です。
北欧フィンランドの名ブランドで、ご存知の方も多いと思います。
今回はアラビアの中でも僕が大好きな“ルスカ”を紹介します。
巷でも大人気のルスカは、骨董市やビンテージショップなどで必ずと言っていいほど出品されています。
作りは陶器製で、注目すべきはコーヒーカップが醸し出す雰囲気です。
丁寧に焼かれたカップは、焦げ茶色でいかにもビンテージカップらしい雰囲気を持っています。
平たい形のタイプと、たて長のタイプがあり、どちらもカップの口当たりが良く一度使えば気にいること間違いなしです。
また、ルスカは個体差があるため、二つと同じものが存在しません。
一つずつ微妙に表情が違い、それも愛着の湧く理由の一つですね。
ルスカのような雰囲気がお好きな方には、ぜひおすすめしたいコーヒーカップです。
コーヒーの湯気が立ち上るルスカの写真が撮れたらお洒落過ぎて感動しますよ。
▼アラビアの詳細記事はこちらからどうぞ。
【北欧のお洒落なコーヒーカップ】アラビアの魅力を徹底解説!
『ウェッジウッド』
英国ブランドと言えば“ウェッジウッド”
こちらも多くのファンがいる大人気のカップ&ソーサーです。
英国らしい柄と洗練された佇まいのウェッジウッドは、現行品から廃盤になってしまったビンテージカップまで幅広く存在します。
また、英国王室御用達のブランドでも知られ、その歴史や物作りの信頼性は高いです。
僕が使用しているウェッジウッドは、ほとんど現行品でビンテージカップよりは安く手に入れることができます。
コーヒーカップとしてはもちろん、紅茶などのティータイムでも相性の良い雰囲気を持っていますのでとても汎用性の高いカップです。
ウェッジウッドは、見ただけでウェッジウッドとわかる唯一のデザインというのも良いところ。
やはり他と被らないデザインでこそ、手に入れてみたいと思いますよね。
ビビッときた方にはぜひおすすめしますよ。
『インペリアル・ポーセレン』
ロシアが誇るカップと言えば“インペリアル・ポーセレン”です。
1744年にロシア皇帝専属磁器工場として、古都サンクトペテルブルクに作られたロシア最古の窯で製造されています。
270年以上の歴史を持つ信頼性の高いロシアの磁器ブランドです。
僕は代表的な”コバルトネット”のカップと”ブルー&ホワイト”のカップを持っています。
どちらのカップも美しいブルーに綺麗な金彩が施されていて、おしゃれな存在感を醸し出していますよね。
コバルトネットのカップには、他にもレッド(ピンク)もあるので女性にはそちらも良いかもしれません。
また、ブルー&ホワイトのカップには、うろこ状の柄や花柄もあり、バリエーションに富んでいます。
ただその分、気に入った柄があったとしても、それとまったく同じ柄のカップを探し出すことは難しいかもしれません。
どれも少しずつ表情が違うため、まったく同じというわけにはいかない可能性があります。
ですので、こういった個体差のあるカップを手に入れる場合は、”出会った時が買い”ということになりますので、”出会っていない”と思うのであれば購入しない方がいいでしょう。
妥協せず、ずっと求め続けていればいつか必ず出会いがあるものですから。
『NORITAKE(ノリタケ)』
われわれ日本が世界に誇る高級陶磁器ブランド”ノリタケ”
ノリタケは、欧州の文化である”ディナーセット”を初めて日本で製造しました。
100年以上の歴史があり、海外でも人気が高く世界中に多くのファンがいます。
日本の職人が一つずつ丁寧に作り出すこだわりの食器たちは、今もなお価値のあるものとして世界中で求められています。
僕の所有しているノリタケのカップは、同じモデルのものを色違いで二つ持っています。
どちらのカップも色がとても美しく表現されていますよね。
このカップの形状は円筒形で、デミタスカップよりは大きいですが、通常のカップと比べると容量は少なくなります。
とはいえ、一人分のコーヒー量であれば充分入りますのでその辺りはご安心を。
そしてノリタケには”現行品”と”ビンテージ”の物があって、ビンテージの方はコレクターがいるほど希少で高額になっています。
僕のおすすめは現行品です。
比較的手に入れやすい価格ですし、そもそもビンテージの方は高額過ぎてなかなか手の届くものではありませんからね。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
『ロイヤル・アルバート』
イギリスの陶磁器メーカーである”ロイヤル・アルバート”
その名に”ロイヤル”を冠していることでわかるように、英国王室御用達の称号を得ています。
名前に英国王室御用達なんて付いていると、なんだかすごくお高く感じるかもしれませんが実はそうではありません。
ロイヤルの称号に相応しい製品作りをしながらも、一方では一貫してリーズナブルなボーンチャイナを提供することを方針として掲げているのです。
※ボーンチャイナについては後述します。
1896年に創業していて、100年を超えるその歴史からもこのブランドの信頼性が伺えると思います。
僕が所有しているロイヤル・アルバートのカップは、白に金彩が映えるとても美しいカップです。
形状は花のようなカタチをしており、どちらかと言うと女性的な雰囲気を持っています。
ディズニーの”美女と野獣”に出てくるカップにも少し似ているように僕は思います。
実際に現物を見ると本当に綺麗なコーヒーカップで見惚れてしまうほどです。
こんなに綺麗で美しいカップをリーズナブルな価格で提供してくれているロイヤル・アルバートに感謝したくなりますね。
『FIREKING(ファイヤーキング)』
アメリカ代表のテーブルウェアメーカーの”ファイヤーキング”
ビンテージ界では知らない人はいないくらい有名なアメリカらしいメーカーです。
ファイヤーキングは耐熱ガラスメーカーである”アンカーホッキング社”の製品で、もともとはレストランウェアとして製造されていました。
今の日本でいう”ガスト”や”サイゼリア”で使われていたということになりますね。
それが時が経ち少しずつ収集するコレクターが増え、現在は当時では考えられないくらいの価格が付けられています。
中にはコレクターズアイテムとして、プレ値がつくものも多く存在するのもファイヤーキングの特徴です。
また、カップやマグの底面には年代ごとに変化する”ロゴマーク”があり、ロゴの特徴から製造年代を判別することができるのも収集家の心をくすぐっている要素でもあります。
僕はカップ&ソーサーはもちろん、マグカップも所有していて気分によって使い分けています。
ファイヤーキングが好きな人がよく口にするのは、「コーヒーを入れた時の”透け感”が良い」というものです。
耐熱ガラスで作られているため、分厚くできているのですが、その分ファイヤーキング特有の透け方をします。
また、ハリウッド映画でもファイヤーキングはよく登場し、アメリカ映画ならではの雰囲気に一役買っています。
僕はたくさんのファイヤーキングを所有していますが、おすすめは”ジェダイシリーズ”です。
一般的に知名度も高く、ジェダイカラー(翡翠色)が綺麗で価格も今はまだ比較的手に入れやすくなっているからです。
※ジェダイカラーについては後述します。
アメリカの雰囲気が好きな人には、特に手にしてもらいたい”THE アメリカン”なテーブルウェアの”ファイヤーキング”
ぜひチェックしてみてください。
『大倉陶園』
ノリタケとともに日本が世界に誇る“大倉陶園”
1959年の皇太子と同妃が成婚時に晩餐会の食器を納め、それ以降日本の皇室御用達となっています。
1974年の迎賓館(赤坂離宮)の改修時に納めたディナーセットは、大倉陶園の代表作でもあり、“世界の大倉”と言われるほどの作品です。
僕が所有している大倉陶園のカップは、藍色と赤の2種類を持っています。
どちらもタイプは一緒で、藍と赤の色違いです。
金彩に月桂樹の彫りを施した柄が美しく、とても気に入っているカップの一つです。
大倉陶園のカップは、日常品というより観賞価値も高く、見ているだけでも優雅な気持ちになれます。
大倉陶園のカップを直に見ると、本当に藍色や金彩が美しくて感動を覚えますよ。
写真映えも良く、コーヒータイムにはついつい写真を撮ってしまいます。
他にも素晴らしいカップはたくさんあるので、気になった方はぜひ探してみてください。
『ロイヤル・ウースター』
イギリスの陶磁器メーカーである”ロイヤル・ウースター”
創業は1751年とかなり長い歴史を持っています。
そしてもうおわかりのように、”ロイヤル(王室御用達)”の称号も得ており、ウースター社がイギリスでは陶磁器界で初のロイヤルの称号を与えられています。
僕が所有しているロイヤル・ウースターは、カップ&ソーサーに加えてケーキ皿も付いているトリオのものです。
見てもらえば伝わると思いますが、英国らしい気品のある美しい雰囲気を持っています。
僕がこの食器を使う時は、誕生日などの特別な日にケーキなどと一緒にコーヒーカップと揃えて使ってます。
やはりカップとソーサーだけでなく、ケーキ皿まで同じデザインで揃っているので、見た目も良く高級感が増しますね。
この他にもロイヤル・ウースターは、歴史と伝統に裏付けされた特殊技術も保有しており、たくさんの美しい食器を世に送り出しています。
もちろん写真などに収めても、美しく綺麗に彩ってくれるはずですよ。
ぜひチェックしてみてください。
『Tiffany&Co.(ティファニー)』
もはや説明不要のアメリカ発の”ティファニー”
誰もが知るハイブランドのテーブルウェアです。
僕はハイブランドのカップは正直あまり持っていません。
どちらかというと、歴史のある正規の陶磁器メーカーが好きだからです。
とはいえ、このティファニーのカップは綺麗で作りも良く気に入ったので手に入れましたが、普段はハイブランドのものにはあまり手を出しません。
しかし、僕が持っているティファニーのカップのように、シンプルで綺麗なデザインならおすすめできるかなと思い紹介することにしました。
僕とは趣向が違い、ハイブランドが好きな人もいると思いますので、もし気になったならチェックしてみてください。
白地に金彩が入っており、その金彩の中にドット柄が刻まれていて綺麗でもあり可愛らしいカップですよ。
このカップにコーヒーを注いで、オードリー・ヘップバーンの名作”ティファニーで朝食を”を観ながらくつろげば、映画の雰囲気により深く入り込めること間違いありません。
他にも、自宅への来客にこのカップを使ってコーヒーを提供すれば喜んでもらえるはずですよ。
【歴史ある信頼の逸品達】
歴史あるカップ&ソーサー達には、それぞれが培ってきた信頼があります。
物作りの世界において、100年を超えてくるブランドやメーカーは間違いなく信頼性が高く価値も高いものが多いです。
それぞれが持つ”名品”の背景には、職人たちの並々ならぬ努力とこだわりの精神が込められているのです。
ここまで紹介してきたカップ達にも素晴らしい背景があります。
ここではそんな職人たちがこだわってきたいくつかの要素を解説します。
こういった知識もカップが好きになればなるほど興味が湧き、どんどん知りたくなるものですよ。
『ボーン・チャイナって何?』
陶磁器の世界では、昔から”ボーン・チャイナ”なる言葉が存在します。
「英国製の陶磁器なのに、なんでチャイナなの?」
と思う人も多いはずです。
ボーン(Bone)とは、”骨”を意味しておりここでは牛骨のことを指しています。
チャイナ(China)とは、中国磁器のことを表しています。
その昔、中国磁器がヨーロッパに渡りましたが非常に高価な物で、一部の上流階級の者にしか使用されず、しかもほとんどは食器としてではなく装飾品として重宝されていました。
こういった背景から当時のヨーロッパでは、白い磁器(白磁)に対する憧れが強かったそうです。
しかし美しい白磁を作り出すために必要な”白色粘土(カオリン石)”が入手困難なため、代用品として牛骨(ボーン・アッシュ)を混ぜて製造したことがボーン・チャイナの始まりです。
ちなみにヨーロッパで一番最初に磁器が焼かれ成功したのは、18世紀のマイセン地方(ドイツ)でのことでした。(これはボーン・チャイナではありません。)
この約40年後にボーン・チャイナは誕生します。
▼主なボーン・チャイナ製造ブランド
・ウェッジウッド
・ノリタケ
・ロイヤルウースター
・エインズレイ
・スポードなど
『ジェダイカラーって何色?』
“ジェダイ”という言葉を聞いて連想するのは、映画「スターウォーズ」でしょうか。
もちろん僕もジェダイと聞けば「スターウォーズ」を連想しますが、残念ながら関係性はありません。
ジェダイカラーとは、翡翠色のことで色彩を表した言葉です。
1940年代のアメリカでは、オリエンタルブームにより当時のアジアを代表する“翡翠”が注目され、ファイヤーキングでもたくさん製造されました。
翡翠とは宝石のことで、要するに宝石の翡翠色が流行っていたのです。
ファイヤーキングのジェダイシリーズと宝石の翡翠を見比べてみると、とてもよく似ているのがわかりますよ。(色が)
ちなみにジェダイ(Jade-ite)カラーは、ファイヤーキングを代表する色ですので、ファイヤーキングが気になっている方は知っておいた方がいいでしょう。
【万が一必要なくなっても大丈夫】
これも僕の実体験ですが、初めは気に入って手に入れたコーヒーカップでも、時間の経過とともに使わなくなってしまった物や必要なくなってしまった物も出てきます。
こういった時は処分に困るものですが、おしゃれで質の高いカップならではの解決策があります。
それはメルカリなどのフリマサイトに出品すれば購入してもらえる可能性が高いというものです。
一般的なカップでは、断捨離として捨てるという選択になってしまうところですが、おしゃれカップならではの“それなりに高値で売れる”という特徴があります。
実際に僕も何点か出品していますが、すべて買い手がついて売れていっています。
▼フリマサイトより早く確実に売りたい人はこちらの記事へ。
【要らなくなった高級カップ】早く確実に売れる方法を教えます!
カップに限らず、質の高い物を手に入れることで、必要なくなった時でもこのようにお金になってくれるというのはとても良いメリットですよね。
気に入って手に入れる時は考えてなかったけど、時間が経って必要なくなるということは往々にしてあることです。
そんな時でも“売りに出せる”というのはおしゃれカップの強みでもありますよね。
【ま と め】
今回は筆者の僕が実際に使用しているおしゃれなコーヒーカップをいくつか紹介してきました。
ここまでご覧いただいて気になったカップはあったでしょうか?
「こんな感じのカップ探してだんだよ」
なんて思っていただけたら僕も嬉しいです。
コーヒーが大好きな人も、お洒落が大好きな人もどちらも楽しんでもらえたなら幸いです。
本記事を参考に、おしゃれで優雅なコーヒータイムを楽しんでみてください。
とはいえ、おしゃれなコーヒーカップの世界にズブズブになったとしても、そこは自己責任ということでお願いします。
SNSなどもおしゃれカップで楽しく発信することができますよ。
ぜひ素敵なコーヒータイムを過ごしてくださいね。
それでは、今回は以上で終わります。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
▼美味しいコーヒー豆はこちらからどうぞ。
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概要欄【おすすめコーヒーグッズ】
それでは、また次の記事で!
KINEOでした。
【A&K COFFEEからのお知らせです】
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A&K COFFEEのKINEOです。ドリップ・焙煎・エスプレッソ・ラテアートまですべて独学で身に付けてきました。現在は東京都板橋区で念願だった『自家焙煎カフェ』を運営、『自家焙煎珈琲豆のオンラインショップ』とこの『珈琲ブログ』も運営しています。他にもビンテージ・アンティークに精通し、コーヒーカップの収集も趣味の一つです。この『珈琲ブログ』は、コーヒーの魅力や知識・技術、そして有益な情報を発信し、たくさんの人と共有することを目的に運営しています。あなたの素敵なコーヒーライフの参考になれば嬉しいです。
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