【本でコーヒーを学びたい人へ】本気でタメになる!【おすすめ5選】

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こんにちは。A&K COFFEEのKINEOです。



僕はコーヒーを長いこと”独学”で学んできました。



この記事をご覧のあなたも、もしかすると独学でしょうか。



僕の経験から言わせてもらうと、コーヒーの知識や技術は独学で十分身に付きます。



プロフィールをご覧いただければわかるように、ドリップからラテアート、今では焙煎をしながらECサイトを運営しています。



しかし、そんな師匠を持たない僕でも”参考”にしてきた本はたくさんあります。



今回はその中から、僕が本気で役に立ったと思えた本を紹介します。




そして記事後半では、独学のメリット・デメリットを僕なりに解説しています。



僕と同じような環境の方を勇気づけられることができたら嬉しいです。



ぜひ最後までご覧いただいて参考にしてください。



それでは、さっそく本題へいきましょう。



目次

【コーヒーを本から学ぶ】


多くの情報が溢れ返っている今の世の中で、どこから情報を得るかは自由です。



しかしながら、情報の多さゆえに自分自身でその情報を”取捨選択”しなければなりませんよね。



選ぶ媒体は何でもいいですが、確かな情報でなければ費やす”時間”が無駄になってしまいます。



そして本や動画、または受講などから確かな情報を得たら、その情報同士を”掛け合わせる”ことが非常に重要だと僕は考えています。




独学する多くの人の心理は、「自分のペースで、なるべくお金をかけずに身に付けたい」ですよね。



ですので、様々な情報を掛け合わせることで、知り得た情報の”精度”を上げていくことをおすすめします。



今回紹介する本の内容だけでなく、他の情報とも掛け合わせることを前提で考えてください。


『珈琲を幅広く学ぶ』


ここで紹介する本は、どちらかと言うと”初心者”の方におすすめです。



「コーヒーとは?」や「基本的な抽出方法」などが詳細にわかります。



コーヒーのレベルが段階的にあるのであれば、初心者の段階で知っておくべきことが書かれています。



僕もまだあまりコーヒーを知らない頃は、よく読んで学んでいました。


「珈琲 完全バイブル」丸山健太郎 著


この本の著者は、ご存知の方もいると思いますが、”丸山珈琲”の丸山健太郎さんです。



コーヒー業界では知らない人はいないくらい有名な方で、バリスタの大会などでも審査を務めています。



また、COE(カップ オブ エクセレンス)などの世界的なカッパー(カッピングする人)でもあります。




僕はこの本で、抽出の仕方だったり考え方などをいまだに読み返します。



読み終わったあとでも、繰り返し学ぶことができるのも本の良いところです。



「コーヒーは楽しい」 セバスチャン・ラシヌー 著


この本は、今回紹介する中では唯一外国人の方が書いた本になります。



内容については、コーヒーの逸話や抽出、エスプレッソ、飲み方までと幅広く解説しています。



また、イラストが多めで構成されているので、とても読みやすいので初心者の方でも親しみやすいと思います。




ただ、外国人が書いたものを翻訳しているためか、少しおかしな日本語の表現などがあり、しっくりこない方もいるかもしれません。



とはいえ、伝わることはちゃんと伝わりますので、誤解のないように。



この本は、コーヒーの”入門編”としておすすめします。


『エスプレッソを学ぶ』


この本は中級者向けに紹介します。



コーヒーを学ぶ上で避けては通れない”エスプレッソ”のことを学ぶことができます。



コーヒーはドリップ系とエスプレッソ系に大別されますが、僕個人的にはどちらも学ぶ必要があると考えています。



また、エスプレッソを知ることで、より深くコーヒーの抽出に詳しくなることができるので学ばない手はないかと思います。



そんな”エスプレッソ”を学ばせてもらった本がこちらです。


「エスプレッソ パーフェクト バイブル」丸山珈琲 著


この本では「エスプレッソとは」というところから、「調整方法」や「理想のエスプレッソ」というところまで詳細に書かれています。



また、コーヒー業界の中でも常に新鮮な情報を持っている丸山珈琲が監修している本なので、非常におすすめです。



エスプレッソの技術から考え方まで熟読する価値がありますよ。



エスプレッソは”沼”ですが、ハマるだけの魅力がたくさんあります。


『焙煎を学ぶ』


ここで紹介する本は、中級者から上級者向けでしょうか。



初心者の方でも、もちろん読むことはできますが、ある程度コーヒーの知識がある方がご覧になった方がいいかもしれません。



コーヒーは生豆を”焙煎”することで飲めるようになります。



焙煎という工程は、コーヒーの味を決定するとても大切なプロセスです。




ヘタな焙煎なら、いかに抽出が上手くても美味しいコーヒーにはなりませんよね。



ですので、この焙煎を学ぶことで、さらにコーヒーに対しての見識が深まります。



そして、自分で焙煎をするようになれば、あなたのコーヒーの世界観は、もっと広く深くなっていくでしょう。


「田口 護の珈琲大全」 田口 護 著


この本の著者である田口 護さんは、”カフェ・バッハ”というコーヒー店を経営されている方です。



日本コーヒー文化学会焙煎抽出委員長や調理師専門学校などで講師を努められていて、コーヒーについて幅広く指導されています。



また、田口さんは2000年の”沖縄サミット”において、各国の首脳に対し自身の”バッハブレンド”を提供し好評を得たことでも有名です。




著書の中では「システム珈琲学」と名づけられた自身の持論を展開し、コーヒーを学ぶ人にとって有益な情報を語っています。



「人気店のコーヒー焙煎」 旭屋出版


この本については、もうすでに焙煎をされている方におすすめします。



コーヒーの焙煎をする方なら焙煎の”プロファイル”や”データ”は管理されているかと思います。



この本には、そんな各人気店の貴重な焙煎の”考え方”や”データ”が記されています。




前述した「丸山珈琲」だったり、「コーヒーソルジャー」だったりと、日本全国の人気店の焙煎チャートを知ることができます。



個人では、細かく焙煎のデータを記録することは大変ですが、一度ご覧になって人気店の焙煎がどのようにされているのかを知るのも良いのではないでしょうか。


【独学するメリット・デメリット】


「独学だと難しいんじゃないの?」


「上手い人に習った方が早い」


など、独学には様々な意見があると思います。



僕自身が独学ですべて行ってきたので、その実体験からメリット・デメリットを解説しようと思います。



これから独学する方やすでに独学で頑張っている方の参考になれば嬉しいです。


『メリット』


・マイペースに自由に学んでいける。

・お金があまり必要ない

・プレッシャーがない

・特定の人に依存することがない

・多くの人の情報を参考にすることができる。

・”自分らしさ”を追求することができる。


上記のようなことがメリットではないかと考えています。



特に大きなのは、始めるのにあまり初期費用を必要としないところや、何かの制約(時間やルール)にとらわれた中でやる必要がないことです。




いつでも学ぶことができますし、いつでもやめることができます。そしていつでも再開することも。


※継続することを前提に言っています。



人は”やる気”がある時に学ぶのが非常に効果的です。



ですので、やる気のない時や集中できない時に学ぼうとしても大して吸収することはできません。



そういった意味で自由度が高い独学は良いかもしれませんね。



それから何かに取り組んでいる際に、自分一人で気付き、コツや要領を得た時は、その技術や知識を自ら掴み取った感があります。




誰かに教わると、確かに出来るようになるのは早いかもしれません。



しかし、その中のどれだけの人が”身に付いた”と言えるくらいになっているでしょう。



誰かを介して出来るようになったとしても、”本質”を得ていないなら、忘れる人も多いのではないかと僕は考えています。



誰かに教わることで時間的に早く出来るようになるかもしれませんが、比較的短時間で学んだことは、忘れるスピードも早いものです。



もちろんそうでない人もいると思いますが。



それから、僕に限って言えば「師匠を持たない」というのがモットーです。




誰かに教わると、その誰かに”依存”しやすくなりますよね。



その点、独学ならあまり依存することもなく、自分らしさを追求した珈琲を目指していくことができます。



意見は分かれるところですが、独学するメリットはたくさんあると思います。


『デメリット』


・時間がかかる。(個人差あり)

・壁にぶつかった時、聞くことができない。

・間違いに気づきにくい

・モチベーションが続かない(個人差あり)


以上がデメリットに感じたことです。



特に大きなデメリットは、やはり”壁にぶつかった時、聞くことができない”です。



壁にぶつかること自体は独学に限ったことではありませんが、誰かに教わっているなら聞くことができますよね。



独学だとそれができません。




ですので、長いことスランプに落ちることもしばしば。



そんな時、僕はどうしていたかというと、スッパリやめて違うことを学んでました。



もちろんある程度は続けますが、ただもがいているだけなら逆にやめた方がいいと判断したからです。



そして、時間が経つと不思議とまたやりたくなるんですよね。



その時が再開する時になり、また楽しみながら学ぶことができるんです。




そうこうして気がついたらスランプを抜けていたこともたくさんありました。



独学をする人の多くは、こういったデメリットを承知で学んでいると思います。



大切なのは、途中の過程(プロセス)はなんであれ、最終的な着地点と方向性をしっかりと決めて取り組むことだと僕は思います。



ここさえしっかりしていれば、独学だろうと何だろうと上手くいくと思っています。



結論、それさえしっかりしていれば、十分独学でも修得することは可能です。


【ま と め】


今回は、独学で珈琲を学んできた僕が本気でタメになった本を紹介してきました。



何か興味のある本があったなら幸いです。



後半では、僕の実体験から独学について解説させていただきました。



もしあなたが独学で珈琲を学んでいるなら、それは間違いではないという事も伝えたかったからです。




独学はどうしても学びの幅が広くなってしまいます。



だから迷いやすく、方向を間違えやすかったりもします。




しかし逆に考えれば、それは独学の利点でもあると僕は考えています。



いろいろな情報を自由に”掛け合わせる”ことができますし、自由に取捨選択できますしね。




重複しますが、最終着地点と方向性をしっかりと見極めていれば、十分独学でも身に付けることは可能です。



ぜひあなたの独学の参考にしてください。



それでは、今回は以上で終わります。


最後までご覧いただきありがとうございました。


こちらの記事も良かったらどうぞ。
【ハンドピックって何?】コーヒー豆の品質管理とは?【欠点豆の存在】

エスプレッソの記事はこちらから。
【エスプレッソとは?】美味しい飲み方やカフェメニューの見分け方まで徹底解説!

「概要欄」のコーヒーグッズはこちらからどうぞ。
概要欄【おすすめコーヒーグッズ】


また次の記事で!


KINEOでした。

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