こんにちは。A&K COFFEEのKINEOです。
このブログでは、コーヒーの淹れ方やコーヒーとの向き合い方、コーヒーの面白さや魅力について発信しています。
今まさにコーヒーに興味を持った方や、これからコーヒーを始める方、すでにコーヒー中毒の方もご一緒にコーヒーを楽しみましょう!
時代は変化し、正に在宅時代ですよね。
「在宅で何かできないか?さすがに退屈…」
そんな話も本当によく聞くようになりましたね。
そんな中で「よし!コーヒーを始めてみよう!」と思った方も少なくないはずです。
本記事の後半で解説するデータでは、今の日本では確実にコーヒーを嗜む人口が増えていることがわかります。(日本国内のデータです。)
僕自身は長年コーヒーに携わってきた”コーヒー愛好家”ですが、この時代になって「コーヒーをやっていて本当に良かった。」なんて心底思うことが多いです。
なぜなら
・もともとコーヒーを自宅で淹れていたため、在宅でもあまり苦ではなかった。
・コーヒーを「挽く」「淹れる」「飲む」という行為自体に癒し効果がある。
・美味しいコーヒーを介してじっくりと物事を考えることができる。
といった”利点”から、こんな時代になっても「コーヒーに助けられたなぁ」と思うことがしばしば。
この記事をご覧の皆さんにも、ぜひコーヒーを淹れる魅力や楽しさが伝わればと思います。
A&K COFFEEのKINEOです。ドリップ・焙煎・エスプレッソ・ラテアートまですべて独学で身に付けてきました。現在は東京都板橋区で念願だった『自家焙煎カフェ』を運営、『自家焙煎珈琲豆のオンラインショップ』とこの『珈琲ブログ』も運営しています。他にもビンテージ・アンティークに精通し、コーヒーカップの収集も趣味の一つです。この『珈琲ブログ』は、コーヒーの魅力や知識・技術、そして有益な情報を発信し、たくさんの人と共有することを目的に運営しています。あなたの素敵なコーヒーライフの参考になれば嬉しいです。
そして、 世の中にもっと”コーヒー愛好家”が増えたらとても嬉しいです。
それでは、さっそく本題へいきましょう。
【コーヒーは自分で淹れるからこそ楽しい】
コーヒーを自分で淹れるか?に関してですが、当然自分で淹れた方が良いです。
先ほども解説したように、自分で淹れるからこそメリットが多いからです。
しかしながら世の中にはたくさんのコーヒー好きがいらっしゃると思いますので、それぞれコーヒーに対しての向き合い方は違うと思います。
どんな向き合い方もまったく否定するつもりはまったくありませんが、ハッキリ言えば
自分で淹れたほうが断然クオリティが高くなりますし、楽しいんです!
そう、楽しいんですよね。
飲みたいって思った時から、準備して実際にコーヒー豆を挽いて淹れて
そして飲んでみて、「あぁ美味しい…」となるワケなんですが。
細かいことを言えば
「どこの産地の豆をどの焙煎度合いで、どうやって挽いてどの器具を使って、淹れ方はどうするかな?」
なんて考えだすと、さらに楽しくなってきます。
「今日はスッキリ飲みたい、今日は深くてどっしりした味わいがいいな。」
なんて、その日の気分に合ったコーヒーを自分で考えて淹れていると
その時間がとても楽しく、ある種の癒し時間になったり、とても有意義な時間に感じることができます。
コーヒーを自分で淹れている方は、美味しいだけでなく、この時間が楽しいと感じていると思います。
モーニングコーヒーなんて聞こえだけでもすごくお洒落ですよね。
そう、「コーヒー=お洒落」って考える人も多いのではないでしょうか?
僕もコーヒーには、オシャレな要素があると思っている一人です。
こういう要素ってコーヒーが生み出す副産物ですよね。
コーヒーを淹れている時だったり、本を読みながらコーヒーを飲んだり、また、手挽きのミルでカリコリとコーヒー豆を挽いている姿だけでもなんかお洒落ですよね。
それに加え、実際にコーヒーを飲む時に”幸福感”も得られたりします。
コーヒーのいい香りを嗅いだ時、コーヒーを飲んでホッとする時、時間をゆったりと感じたりする時に自分の生活がとても豊かに感じられます。
まだまだありますが、こういったコーヒーから得られる幸せな要素を少しずつでも生活に加えていってみませんか?
もちろん「そんな時間ないよ!」とか「いやそこまでは面倒くさいな…」っていう方は気にしないでください。
コーヒーの楽しみ方は人それぞれですので、他人に干渉されるべきではありません。
自分なりに、自分のペースでコーヒーに携わってみてはいかがでしょうか。
【自宅でのコーヒーの需要やクオリティについて】
冒頭でも”在宅時代”によってコーヒーを始める方が増えていると解説しました。
ではそれは実際にどの程度の人が?といったところに触れていこうと思います。
とある企業が2020年7月に実施した面白い調査結果をみていきましょう。
【日本人の7割以上が毎日コーヒーを飲んでいる!】
ここでマイボイスコム株式会社という企業が実施したデータを見てください。
この企業がネット上で実施したアンケート結果によると(日本のみのデータ)
毎日コーヒーを飲む人の割合が、なんと70%超えだったそうです。
10人中7人以上が毎日コーヒーを飲むのだそうです。
日本も相当な「コーヒー大国」になってきたのではないでしょうか。
そしてこのアンケート調査では、上記70%中の約半数がインスタントコーヒーか自分で淹れたコーヒー(ドリップコーヒー)を飲むそうです。
そして驚きなのが60~70代の年代層です。
完全に「日本茶」のイメージの年代ですが(僕の勝手なイメージです)、上記調査の70%中ドリップコーヒーで飲む人の割合の約半数がこの年代だそうです。
年配層でもコーヒーが定着してきているのですね。
それ以外でも「飲んでいるコーヒーのタイプ」や「好きなコーヒーの飲み方は?」といった面白い内容の調査になっていますので、興味のある方は下記リンクからご覧になってみてください。
参考元:マイボイスコム株式会社
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=26401
この調査をもとにした記事はこちらをどうぞ。
【あなたはコーヒーを毎日何杯飲みますか?】令和のコーヒー事情
【自宅コーヒーが高品質化する?】
さてこういった調査データをみてわかるように、かなりの日本人がコーヒーを日ごろから飲んでいることがわかりました。
そこで僕がこの記事をご覧の方にお伝えしたいのが、「自宅でのコーヒーの高品質化」です。
これだけコーヒーが流通してくれば自宅でのコーヒーの「クオリティ」も必然的に上がってくるはずですよね。
近年では「スペシャルティコーヒー」という高品質なコーヒーが話題となり、巷でもよく耳にするようになりました。
ではこのクオリティとはカフェなどのお店に限ったことなのでしょうか?
完全に僕の予想ではありますが、近い将来「自宅で出されるコーヒーの高品質化」も起こってくると思います。
日本人なら誰でも一度は聞いたことのあるセリフの一つ
「粗茶でございますが…」という自宅に大切なお客様が来られた時の定番のこのセリフです。
もはやお客様に日本茶だけでなく、高品質なコーヒーも常備しておかなければならない時代が来ると思います。
この調査データから見てとれるのは、近い将来に「自宅で出されるコーヒーの高品質化がすすむ」ということでもあります。
さすがに「粗珈琲ですが…」とは言わないと思いますが、自宅で出すコーヒーの品質は上がっていくものだと僕は考えています。
「自宅で美味しいコーヒーを淹れたい!」と思っている方が世の中に増えれば増えるほど、それに比例してお客様にお出しするコーヒーのクオリティも上がっていくことでしょう。
【コーヒーにはたくさんの抽出方法がある】
コーヒーといえばどんな抽出方法を思い浮かべますか?
一般的に広く知れわたっている抽出方法が「ペーパードリップ」ではないでしょうか。
カフェや喫茶店などでも必ずと言っていいほどよく見る抽出方法ですよね。
しかしコーヒーの抽出方法というのは本当にたくさんあります。
【多種多様な器具でのコーヒーの抽出】
では実際にどんな器具の抽出の仕方があるのでしょうか。
例えば理科の実験を思わせる「サイフォン」だったり、洋服のフランネル素材を使用した「ネルドリップ」、抽出時に圧力をかけて短時間で抽出する「エスプレッソ」、「フレンチプレス」のようなプレス系抽出と多種多様です。
最初に広く普及していると言った「ペーパードリップ」ですが、実は他の抽出器具に比べたら歴史は100年ほどしかありません。
ということは上記のペーパードリップ以外の抽出方法は、それ以上の歴史があるということです。
ペーパードリップというのは、1908年にドイツの”メリタ・ベンツ女史”が考案し、それから幾度となく改良を重ねて現在のスタイルへと定着しました。
現在の主流な抽出として選ばれているペーパードリップを考案した”メリタ・ベンツ女史”は、デニムパンツを世に送り込んで定着させた「リーバイス」と同じくらいの功績でしょうか。
【二つに分けられるコーヒーの抽出法】
ここまででコーヒーの抽出器具がたくさんあるのがお分かりいただけたかと思いますが、今度は抽出法の話です。
ちょっと上記の話とゴチャゴチャになってしまうかも知れませんが、上記の話はあくまで”器具”の話です。
ここでは、コーヒーの「抽出法」について解説しようと思います。
【コーヒーの二つの抽出法】
「透過法」
透過法とは、コーヒー粉にお湯を上から下へと「透過」させることで抽出する方法のこと。
「浸漬法」
浸漬法とは、コーヒー粉をすべてお湯に「浸して」しまう抽出方法のこと。
という”二つの抽出法”がコーヒーの抽出方法にはあります。
例えば「透過法」に当てはまるのは「ペーパードリップ」、「ネルドリップ」、「エスプレッソ」、「ケメックス」などです。
そして「浸漬法」に当てはまるのは「サイフォン」、「フレンチプレス」、「エアロプレス」、「アメリカンプレス」などです。
これが代表的な二つのコーヒーの抽出法です。
ご存知の方もいたかと思いますが、もしご存知なければ覚えておくといいと思います。
上記の抽出をもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
【サイフォンによるコーヒーの抽出方法】実は簡単!写真付きで解説!
【フレンチプレスでのコーヒーの淹れ方】簡単で美味しい抽出方法【詳細解説】
【コーヒー初心者向け!】コーヒーの美味しい淹れ方【簡単解説】
ま と め
ここまでご覧いただいていかがだったでしょうか。
この記事を読んで少しでもコーヒーへの興味・関心が増えたなら嬉しく思います。
最後にここまでをまとめると
・コーヒーは自分で淹れた方が楽しいし、美味しい
・自宅コーヒー時代到来に備えて、”コーヒー・リテラシー”をアップさせよう
・コーヒーの器具はどれも歴史が深く、たくさんの抽出器具がある。
・コーヒーの「抽出法」は二つに大別される。
ということでした。
多くの人がハマるくらい味も歴史も深く、魅力がたくさんあるコーヒーの世界
もしあなたが少しくらい追求しようとも、追求しきれないくらい大きな魅力で受け止めてくれますよ!
これからもコーヒーのいろいろなアレコレを僕なりに考えて発信していきますので、ぜひご一緒にコーヒーを楽しめたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
さまざまな珈琲の抽出方法についてはこちらをどうぞ。
【コーヒーの淹れ方大全!】さまざまな抽出方法をまとめて解説!
【自宅コーヒーの始め方】揃える物は何が良い?絶対に必要な物は?【徹底解説】
「概要欄」の方にオススメのコーヒーグッズを紹介しています。良かったらそちらも覗いてみてくださいね。
概要欄【おすすめコーヒーグッズ】
それではまた次の記事で!
KINEOでした。
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A&K COFFEEのKINEOです。ドリップ・焙煎・エスプレッソ・ラテアートまですべて独学で身に付けてきました。現在は東京都板橋区で念願だった『自家焙煎カフェ』を運営、『自家焙煎珈琲豆のオンラインショップ』とこの『珈琲ブログ』も運営しています。他にもビンテージ・アンティークに精通し、コーヒーカップの収集も趣味の一つです。この『珈琲ブログ』は、コーヒーの魅力や知識・技術、そして有益な情報を発信し、たくさんの人と共有することを目的に運営しています。あなたの素敵なコーヒーライフの参考になれば嬉しいです。
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